ふくしま海洋科学館学習指導の手引き -074/097page
―カレイ科―
マコガレイ
学名 Pleuronectes yokohamae
英名 Marbled sole
■展示場所:ふくしまの川と沿岸
■対 象:小学校
■教 科:国語
■学 年:3年上
■出版社:東京書籍
■大きさ:45cm
■分 布:北海道南部から大分県
―特 徴―
水深100mはより浅い砂底や砂泥底に生息しています。マガレイによく似ていますが、眼と眼の間に鱗があることや、体の裏側に黄色い帯がないことで区別ができます。
産卵期は、12月から4月で、水深10〜60mの砂地にカレイの仲間ではまれな、水に沈む付着卵を産みます。孵化したばかりの仔魚は、体の両側に眼がありますが、体長7mmほどで眼が移動しはじめ、体調10mmほどで完全に眼が移動し、稚魚となります。
成魚は、多毛類、甲殻類、二枚貝類などの底生生物を食べています。
身はたいへんおいしく、刺身や煮付け、唐揚げなどにして食べられます。
―サバ科―
マサバ
学名 Scomber japonicus
英名 Jpanese mackerel
■展示場所:黒潮大水槽
■対 象:小学校
■教 科:社会
■学 年:5年上
■出版社:東京書籍
■大きさ:50cm
■分 布:全世界の亜熱帯、温帯域に分布
―特 徴―
サバ科の魚は、遊泳力に富み、大型こなるものが多いことから、水産上重要な種類が多く、日本の近海には、11属21種が分布しています。
マサバは、ヒラサバ、ホンサバとも呼ばれ、大群をつくり沿岸の表層域を遊泳し、まき網、 定置網などで漁獲されます。
締め鯖、鯖寿司、塩鯖、缶詰などとして賞味されます。