機関誌第3号「AMFNEWS」 -006/008page
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トピックス
自慢の活魚輸送トラック
ダッシュ・ダッシュ・ダッシュ
ホイストクレーン
慎重に大水槽へ
悠然と泳ぐマグロ達大水槽搬入
黒潮大水槽の主役、マグロの搬入が無事終わりました。
このマグロ達は、遠く奄美大島からフェリーと当館自慢の活魚輸送トラックで小名浜まで3日間かけて運ばれました。
トラックから水槽への搬入法は、担架を使ったリレー輸送とクレーンを使った水槽輸送の2通り。リレー輸送では「1分以内で水槽にいれろ」という館長の大号令のもと、展示解説等を行うマリンメイツを含め約70名の職員総出で1階から4階まで駆け上がりました。
終わる頃にはくたくたで立ち上がれないほどでしたが、悠然と水槽内を泳ぐマグロ達の姿を見た職員達は、例えようのない充足感につつまれました。
しかし、ほっとしたのもつかの間、飼育スタッフは、試行錯誤を繰り返しマグロ達を水槽に慣らします。
太陽の光が降り注ぐ大水槽で、マグロ達の本物の輝きをご覧ください。
(飼育展示課 広田 祐二)
AMFの仲間たち
手前がゴオ、奥がミル今回は、ロシアからやってきたセイウチのゴオとミルを紹介します。
ただいま1才、飼育スタッフに体をすり寄せたり、ひざ枕をおねだりしたりとまだまだ甘えたい年頃です。でも成長すれば1トンを超す巨体になり ます。大きくなってからもこんな甘え方では大変なことになってしまうので、スタッフは心を鬼にして彼らを育てます。
ちょっとずつキバがでてきた可愛いセイウチたちをぜひ見てください。
(飼育展示課 岩田 雅光)
What's Fav
当館は、地域に根ざし、地域に開かれた魅力ある施設を目指し、さらには地域との相互作用を通して、生涯学習社会、心豊かな地域社会を推進していくことを目標にしています。
オープンを間近に控えた6月、当館と志を同じくするボランティア309名は、総合的な研修として、実際に自分達が活動するコーナーで実地研修を行いました。
これは、活動時間どおりに入館し、各活動分野で自学自習し、また互いにボランティア役とお客様役になって模擬演習を行う等の研修です。「ガレリア解説グループ」は実際に目の前の海からプランクトンを採取、「マイクロアクアリウム」の顕微鏡で観察したり、「伝馬船シミュレーター」の漕ぎ方を練習しました。
「タッチングプール解説グループ」は、「タッチングプール」にいる生き物の名称と、それがどの生き物であるかを学びます。
「観覧支援グループ」は館内の施設を調べ、「情報コーナー」の機器の操作に取り組みました。