機関誌第4号「AMFNEWS」 -005/007page

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トピックス

「アクアマリンふくしま」7月15日オープン
 盛大に開館記念式典が催される

開館記念式典
▲開館記念式典
 opening ceremony

 ふくしま海洋科学館(アクアマリンふくしま)開館記念式典は、7月15日(土)午前11時より、館内マリンシアターにて、県、県教委、いわき市などから約180人が出席して執り行われました。

 式では、主催者を代表して、高城俊春教育長が「新しい時代にふさわしい文化、学習の交流拠点として事業連常に努める。」と式辞を述べました。
佐藤知事は「全国の人との交流が一層進むことを願い、県教委、財団法人、ボランティアと協力して施設の発展に力を尽くす。」とあいさつされました。

 また、福島県が提唱する森、川、海を一体として捉えた「循環の理念」をアピールするため、川内二小緑の少年団(川内村)、安子島小エコクラブ(郡山市)、小名浜海洋少年団(いわき市)が、「森、川、海のように、私たちも手をつないで、みんなが力を合わせて、人と地球の環境と未来を守るため、これからも努力していきます。」とメッセージを発表しました。

 式典終了後、正面出入り口では、佐藤知事、三保県議会議長、四家いわき市長らによる、テープカット、くす玉割りに続き、小名浜一中ブラスバンドの演奏の中、盛大にオープンいたしました。

 (学習交流課 堀 竜雄)

入館者50万人達成

50万人目の入館者
▲50万人目の入館者 
 500,000th visitor to AQUAMARIN FUKUSHIMA

 7月15日にオープンした当館の入館者がオープン47日後の、8月30日に50万人に達しました。

 記念すべき50万人目のお客様は、茨城県牛久市からおいでになった小学6年生の千坂響子さんでした。記念品として、館長から大きなセイウチの縫いぐるみをお贈りし、記念撮影。

 全国各地からご来館いただいた一人一人のお客様に心から感謝し、これを一つの節目として、展示内容とサービスの充実に一層努力しなければと気持ちを新たにした一目でした。

 (企画経営課 渡部 哲也)

田中光常写真展「海獣との出会い」を終えて

講演会の様子
講演会の様子
 lecture by Mr.Khojo Tanaka

「おまえは世界一のコックさんだ」と言われましてね。」これは写真展に合わせて実施した田中光常民の講演会での一言。
オープンから8月31日まで、マリンホールにて動物写真家、田中光常氏の写真展を開催しました。
田中氏は1989年、紫綬褒章を受章しており、動物写真家の草分け的存在の方です。写真展では、アラスカ付近で撮影した、当館でも飼育している海獣(セイウチ、トド、アザラシ、ラッコ)やマナティ、ザトウクジラなど21種類の海獣の写真を計50点、展示し、8月20日には記念講演会も実施しました。
前述の一言は田中氏がアラスカでの撮影旅行の際、エスキモー達に日本の即席ラーメンを振舞った時の言葉です。
展示写真に関する撮影上の苦労話だけでなく、このような文化や食生活の違い、環境問題にまで話が及び、非常に内容の濃い講演でした。
今回の写真展の期間中、展示写真に驚く声、その前で写真を撮る方など様々な反応がありました。
今後も入館者の皆様が興味を抱くような企画展を開催したいと考えています

 (学習交流課 真壁 敬司)


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掲載情報の著作権はふくしま海洋科学館に帰属します。
ふくしま海洋科学館の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。