機関誌第6号「AMFNEWS」 -005/007page

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AMF TOPICS

トピックス

TOPICS 1 入舘者100万人達成〜記念感謝フェア〜 

100万人目の入館者
▲100万人目の入館者
  1,000,000 th visitor to AQUAMARIN FUKUSHIMA

 当館は、昨年7月15日のオープン以来、県内外から多くのお客様にご来館いただき、去る1月5日には100万人目のお客様をお迎えすることができました。オープンから154日目(営業日数換算)での100万人達成は、予想をはるかに上回るものでした。

 100万人目のお客様は、茨城県藤代町から家族5人で来館した二瓶唯ちゃん(5才)で、当館へは初めての来館でした。安部館長から記念品として大きなセイウチのぬいぐるみが贈られました。

 また、1月13日(土)から28日(日)まで「入館者100万人突破記念感謝フェア」を実施し、期間中にご来館いただいたお客様にもれなく抽選で当館オリジナルのマグカップかコースターをプレゼントしました。
さらに、当館の入館券をはじめ、本年7月に開催される「うつくしま未来博」のペア入場券や近隣の旅館などの宿泊補助券、食事券が当たる抽選会も実施しました。総数で12,153人の皆様からご応募をいただき、216人の皆様が当選されました。おめでとうございます。

(企画経営課 本田 宜誉)

TOPICS 2 アクアマリンふくしま キッズ絵画展

キッズ絵画展の審査
▲キッズ絵画展の審査
 examination of kids picture exhibition

 「成長と共に失われるものがあるのかもしれない。」子供達の絵を眺めるとそんな思いが沸いてきます。
大人にも、子供時代を思い出してほしいという思いと子供達により一層、海の環境・生物への関心をもってほしいという願いから、キッズ絵画展を企画しました。
昨年12月20日から1月31日まで、「みずのなかのいきものをみる、しる、えがく」というテーマで絵画を募り、2,961点(小学校の部1,916点、幼椎園の部1,045点)もの応募がありました。

 優秀作品を選定した際、審査員の方々より以下のような講評をいただきました。「水生生物をそのまま描いた絵、生物と自分が一緒になった交流を表現した絵、アクアマリンふくしまでの驚きが表現された絵など様々ですが、全体として色が鮮やかで、表情ものびのびとしており、枠にとらわれない子供らしく楽しい作品が多かった。」

 そんな楽しい作品のすべてを3月14日から4月9日まで、館内のホールの壁面すべてを使って展示しました。子供達の想いの詰まった絵画です。是非ご覧いただきたいと思います。

 (学習交流課 真壁 敬司)

珍しいヨロンエビ

ヨロンエビ
▲ヨロンエビ
 Palinurellus wieneckii

 奄美大島でキハダの収集をするための準備をしていると「変わった赤いエビがいるけど…‥」と小さな船の生け簀に案内されました。見ると全長10cmほどの赤いロブスターのようなエビです。
科学館へ持ち帰り専門家に種類を調べてもらったところ、採集例の少ない種類で初めて発見されたのが与論島であることから「ヨロンエビ」と標準和名がついていることがわかりました。

 広大な海には、まだまだ未知の生物がいます。電話で注文すれば生きた魚が手に入る時代ですが、それでは未知の生物に出会う機会や新しい発見はありません。
未知なる生物との遭遇のチャンスは、海に出かけなければあり得ないのです。「海に出て行かない水族館は、ダメになる。」と身をもって感じました。
ヨロンエビを寄贈してくださった奄美大島の上田文徳様、同定をお願いした水産大学校の林健一先生に、ここでお礼申し上げます。

 (飼育展示課 薦田 章)

TOPICS 3 春の草花だよリ

 「花に三春の約あり」これは春の訪れと共に、初春、仲春、晩春とそれぞれの花々が、いつも約束をたがえずに花を咲かせる、といった意味です。
建物の4階に人工的に造られた自然、「ふくしまの川と沿岸」でも約束どおりに植物たちは花をつけ始めました。今年は異常ともいえるような寒さで、


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ふくしま海洋科学館の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。