自然のふしぎ・ゆめ栽培講座 -033/042page
■どこにおこうかな?
直接日にあたらない、明るい部屋の中におこう。 針金などで壁にかけるのも「おしゃれ」だね。■せわ
養液は、減った分だけつぎたす。2週間に1回は、 そっくり交換しよう。このとき、容器の中に「も」 が生えていると思うけど、掃除しておく。■実験のデパート・ペットボトル栽培
簡単に作れて、うごかせるペットボトル栽培は、 工夫しだいでいろいろな実験ができるよ。
○いろいろな養液で栽培してみよう。
養液を濃くしたり、うすくしたり、水だけにし たりして育ち方を比べてみよう。養液を濃くした からといって、よく育つとは限らないことがわかる。 「ちょうどいい」濃さがあるんだ。
○養液に、塩・さとう・酢などをいろいろな濃さ で入れてみると、育ち方は、どうなるかな。植物 を変えて実験してもおもしろい。
○洗剤、油など、身の回りにあるものを加えたら どうなるとおもう?
○光のあたる強さ・時間などを変えてみる。植物 が育つためには、光が必ず必要なんだ。
○ペットボトルに色をぬったものとぬらないもの、 暖かい所と寒い所、など、いろいろ条件を変えて チャレンジしてみよう。■養液で栽培されているものは?
いま、君たちがなにげなく食べている野菜の中 でも、養液で栽培されているものはたくさんある。 イチゴ・トマト・ミツバ・チンゲンサイ・レタス などだ。ガラスハウスの中や、工場の中でけいこ うとうの光で1年中作られているものなどもある。■さらにひとくふう・・・
大きな容器(バケツなど)を使い、支柱の作り 方などをくふうすれば、トマト・キュウリなども 作ることができる.。大きな容器で作るときは、金 魚の水槽のように、ブクブク空気を送ってやること。 また、週に一度は養液を必ず交換すること、など がポイントだ。