自然のふしぎ・ゆめ栽培講座 -039/042page
「初めてのこんにゃく作り」
三春町立中妻小学校 四年 佐藤 美幸
「こんにちは。」
みんなが大きな声であいさつしました。農業試験場の五十嵐さんと、こんにゃく作り名人の鈴木シ カさんが、わたしたちのこんにゃく作りの手伝いに来てくれました。「じょうずにできるといいなあ。」 と思いました。いよいよ待ちに待った、初めてのこんにゃく作りが始まりました。
まず、きれいにいもをあらいます。シカさんが手本を見せてくれました。そして、みんなも、ご しごしあらいました。ほんの少し皮を残しながらやりました。次にいもをする作業です。私たちの 班やみんなは、ミキサーでやりました。でも私たちだけ、水の量が少なすぎて失敗してしまいました。
「失敗は成功のもと。失敗は成功のもと。」と信じ、今度はシカさん流にすり金ですってみました。
「今度こそは、ぜったい成功するぞ。」という気持ちで、一生けん命すりました。
こんにゃくの方は友達の清佳さんとゆうき君にまかせて、私は、奈苗さんと教頭先生とでみそ作 りをしました。みそはとてもおいしくでき上がりました。こんにゃくの方もおいしくでき上がりそ うでした。
いよいよ食べる時間になりました。形はちょっと悪かったけど、味は、手作りだからおいしかっ たです。買った物とちがって、愛情がつまっている感じがしました。
今ふり返ってみると、こんにゃくいもを作るのは大変だと思ったけど、きちんと世話をすること ができたのでよかったと思います。やってよかったなあと思いました。
もし来年もできたら、やってみたいです。