明日をひらく試験研究成果 -021/040page

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環境にやさしい生分解性マルチ

 葉たばこ栽培では、マルチ資 材として大量の農業用フイルム を使用しており、近年その処分 方法が問題になっています。
 生分解性マルチは、畑の微生 物により二酸化炭素と水に分解 されるため、使用後の処分がい らない環境にやさしいマルチで す。自然環境への配慮を最優先 に、生産性の高いたばこ作りを 目指した生分解性マルチの実用 化を検討しています。

野焼き
以前は、マルチを野焼きしている光景がよく見られました。

植付け直後
タバコ植付け直後の状況です。
生分解性マルチの強度は十分で、機械で被覆しても破れなど見られません。

収穫時
収穫時まで生分解性マルチは残っていますが、雑草対策が今後の課題です。

分解程度
分解程度は、資材により差があります。タバコ栽培にもっとも適した資材を検討しています。

販売額
タバコ10アールの販売額は、透明マルチとほぼ同じです。


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農業経営指導課 改良普及係の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。