明日をひらく試験研究成果 -022/040page
放牧場におけるセルフロックスタンチョンと省力的人工授精技術
放牧場で人工授精をするために牛を捕獲しなければなりませんが、捕獲には人手と時間がか かることから、1人で簡単に捕獲出来る移動式セルフロックスクンチョンを開発しました。
4WDの軽トラックに積む事ができ、移動のための車輪も付いており傾斜地でも移動ができ ます。飼料を採食するため牛が寄って来たところを自動的に捕まえるので、人工授精を含めた 様々な管理応用を省力的に行うことができます。
沼尻支場で開発した「移動式セルフ ロックスタンチョン」は5頭捕獲可能で、 従来法より作業人員1/5、作業時間1 /7.5です。
車輪を付設し、4WD軽トラックで傾斜 地を移動しているところ。
捕獲しているところで、前肢がのって いるため、押されても動きません。
並列捕獲なので、人工授精等の作業能 率も良くなります。