明日をひらく試験研究成果 -023/040page
フレコンパッグを利用した堆肥化技術
低コストで良質な堆肥を生産するため、フレコンパッグを用いた堆肥化技術を開発しました。
この技術の特徴は、堆肥の生産から運搬まで−貫して同じバッグで行えることで、堆肥生産 の省力化と堆肥の供給範囲を広げることが可能です。
容量は約1m3。
ポリプロピレン製で2回以上の 使用が可能です。
オガクズ、イナワラなどで水分(60〜70%)と通 気性の改善が必要です。マニュアスプレッダーを 利用することで、より均一に混合できます。
コンパネ等で漏斗型の投入器を作成 すれば、バッグへの投入が容易です。
堆肥舎での一次発酵処理後に投入す ることで目減りが少なくなります。
バッグには釣り手があるため、 ローダー等での運搬が可能です。
設置の際は、パレットなどでバッグ下部の 通気を確保する必要があります。
アンモニア等の飛散も抑えられるので、屋 根なしの空き地等に設置できます。