明日をひらく試験研究成果 -031/040page

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資源管理に関する技術

 漁業資源は、状況に応じて上手に漁獲すると「再生産」により永久に利用することが可能で す。漁業資源の状況を把握し有効に利用するための調査研究を行い、漁獲制限の実施等を提唱 しています。

●アメナメ
アメナメ
アイナメ放流
 価格の安い小型魚が水場尾数の大半を占め る不合理な漁獲実態でした。採捕された小型 魚を再放流すると60〜90%の高い生存率が期 待できたため、小型魚の漁獲規制を提唱しま した。その結果、漁業者代表の協議により平 成10年9月から15cm未満の漁獲自主規制を 実施しています。

●ヒラメ
ヒラメ禁漁
ヒラメ
 成長や移動範囲の調査結果をもとに、全 国にさきがけて平成5年1月から30cm未 満のヒラメをとらないという漁獲自主規制 を実施しています。その結果、小型魚は漁 獲されなくなり、資源の有効利用が図られ ています。


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