明日をひらく試験研究成果 -032/040page
栽培漁業に関する技術
効果的な放流技術を確立するため、放流に適した大きさ、時期、場所、量などについて、調 査・研究を行っています。
アワビとウニは年間約6億円の水揚げがあ ります。
(財)県栽培漁業センターでは、人工的に種 苗を生産して放流しています。アワビとウニの増殖に適した磯根漁 場を人工的に造成するため、アワビと ウニの餌となる海藻を増やす研究を 行っています。
ホシガレイは、春から夏 にかけて灘に、軟から冬に かけて沖に移動し、12月頃 に産卵のため一時的に灘に 移動すると考えられます。 また、ホシガレイは放流 した海域からあまり移動し ない魚であることがわかり ました。
図 季節別分布(推測)