福島県森林・林業統計書 -002/006page
3.森林保護
平成12年においては、林野火災の発生が79件、被災面積30ヘクタールと平成11年と比較すると減少に転じた。
気象害では県南、県中で凍害が発生した。
森林病害虫による被害では、松くい虫による被害量が昨年に引き続き減少傾向で推移しているが、依然予断を許さない状況にある。平成12年度森林被害面積
区 分 面積(ha) 備 考 森 林 火 災 30 被害額20,339千円 気 象 害 253 〃 2,684千円 ノ ウ サ ギ − ノ ネ ズ ミ 446 被害材積 0m3 カ ラ マ ツ
ハラアカハバチ1,964 松 く い 虫 37,988 被害材積52,317m3 その他病害虫 110 合 計 40,791 4.林道
林道の開設量は、減少傾向にあり、平成12年度に新たに開設された国有林及び民有林林道は35qである。
平成11年度末の民有林の林道総延長は3,904qであるが、林道の密度は6.9m/haと、低コスト林業を確立するにはまだ低い水準となっている。