福島県森林・林業統計書 -004/006page
6.林産工業
木材産業の中で主要な位置を占める製材工場は、年々減少傾向にあり、平成11年には420工場と、20年間で約4割の減少を見ている。1工場当たりの規模は、製材用動力の出力数で見ると、約5割増加し、平均84.8kwと全国平均をやや下回っている。
これら工場の構成は、国産材を専門に扱う工場が35%、外材を専門に扱う工場が13%、国産材と外材を扱う工場が52%となっており、国産材を扱う工場では零細な工場の占める割合が高くなっている。7.森林組合
平成12年度における森林組合数は27組合であり、組合員数は55,126人で、1組合平均の組合員数は2,042人となっている。また、組合員所有の山林面積は388,543haで、民有林面積の約70%を占めている。