平成13年度 事業報告書 - 046/171page

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水深の中心であった。
 イ)採集サイズ
 0才魚が採集されだした月とそのサイズは、平成11年級群が平成11年10月に全長130mm台、平成12年級群が平成12年11月に130mm台、平成13年級群が平成13年12月に200〜220mm台であった。

 ウ)分布密度(図9)
 平成11、12、13年級群の分布密度は、平成13年級群は発生が良かったとされている平成11年級群より値は低いが、平成12年級群よりは高い傾向にある。今後の漁獲量の推移からこの結果を確認したい。

図9

 キ. ヤナギムシガレイ
 ア)採集状況
 ヤナギムシガレイは100、150m深で採集され、このうち100m深での採集数が多かった。

 市場調査からは、平成12年級群は平成10年以降では比較的良好な発生群であったと考えられたが、本調査でも平成12年11月以降この年級群は安定して採集された。平成13年級群は、平成12年級群同様その年の11月から採集され始め、平成14年2月にはまとまった採集があった。

 イ)採集サイズ
 平成12、13年級群ともその年の11月から採取され始め、そのサイズは平成12年級群が全長90mm台、平成13年級群が80o台であった。まとまった採集が見られたのは全長130〜140mmか


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