平成13年度 事業報告書 - 047/171page

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らであった。

 ウ)分布密度(図10)
 平成12、13年級群の分布密度は、平成13年級群は150m深では0であったが100m深では平成12年級群を上回った。4月以降の調査結果を待たないと年級群間の相対比較はできないが、平成13年度末では平成13年級群は比較的良好な加入水準と考えられた。

図10

 ク.ミギガレイ
 ア)採集状況
 ミギガレイは100、150、200、300m深で採集され、このうち150m深での採集数が多かった。300mでは冬春季のみの採集であり高齢魚が殆どであった。

 イ)採集サイズ
 平成12年級群は平成12年7月から、平成13年級群は平成13年4月から採集され始め、その時のサイズはそれぞれ全長80o台、50mm台であった。平成13年級群は平成13年7月に70o台でまとまって採集された。また、平成14年級群は平成14年3月に50o台で採集されている。

 ウ)分布密度(図11)
 平成12、13年級群の分布密度は、平成13年級群が平成12年級群を大きく上回ったが、平成12年級群は平成10、11年級群よりも採集数が少なく、発生の悪い年であったと推測された。平成10、11年級群は本調査開始以前の年級でその水準は不明であるが、平成12年からこれで安定的に採集されており、比較的良好な発生群と考えられる。平成13年級群の加入水準をこ


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