平成13年度 事業報告書 - 142/171page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

W 漁業資源調査

 1 ズワイガニ資源調査(我が国周辺漁業資源調査:独立行政法人水産総合研究センター委託事業)

石田敏則

目     的

 国は、我が国周辺漁業資源の適切な保存及び合理的な利用を図るため、資源診断、動向予測、最適管理手法の検討を行うとともに、これに必要な基礎資料の整備を進めている。
 ズワイガニは、平成9年1月からTACの対象種であることから、県は、独立行政法人水産総合研究センターの委託を受け、TACを算定するために必要となる、甲幅、体重、性別、生殖腺重量等を測定する精密調査及び統計調査を実施した。

方     法

 統計調査では、相馬原釜漁協漁業種類別水揚月報を用いて、雌雄別水揚量等を集計した。
 精密測定調査では、相馬原釜漁協から購入した個体について甲幅、重量、性別、生殖腺重量、鉗脚高等の測定を行った。

結     果

(1) 統計調査

 表1に相馬原釜漁協における平成13年漁期の月別雌雄別の水揚量等を示す。

表1


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は福島県水産試験場に帰属します。
福島県水産試験場の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。