平成13年度 事業報告書 - 143/171page

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 なお東北太平洋海域は、承認漁業等の取締りに関する省令により、漁期は12月10日から翌年3月31日までと定められているが、平成13年漁期においては、12月24日より操業を開始した。また同省令に基づき、甲幅8cm未満のオス及び腹節の内側に卵を有しないメスの採捕が禁止されている。また、相馬原釜漁協所属の沖合底びき網漁船では、前漁期と同様に1航海の水揚量についてオス400s、メス300sを上限とする措置を実施した。

 平成12年漁期の水揚量はオス約56t、メス約54tで、前年漁期に比べて、オスでは約13t増加、メスでは約8トンの減少となった。

 また表2に年別銘柄別水揚量等を示す。平成13年(平成13年1〜3月及び平成13年12月)の水揚量は74,251sであり、平成3年以降最低を記録した。これは、近年価格の低迷によりズワイガニを対象とした操業の減少によるところが大きい。

表2


(2) 精密測定調査

 表3に精密測定実績を示す。精密測定結果については、独立行政法人水産総合研究センター東北区水産研究所八戸支所へ報告した。

表3 平成13年度ズワイガニ精密測定実績
調査月
測定回数
測定尾数
12〜2月
6
506

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