平成13年度 事業報告書 - 159/171page
2 アオノリ育成状況調査
佐々木恵一・石井孝幸
目 的
松川浦のアオノリ(ヒトエグサ)の育成状況をモニタリングする。
方 法
図1、2、3に各調査地点を示す。
松川浦内の各調査地点に展開されたヒトエグサの網の一部を切り取って持ち帰り、地点ごとの生育状況を調査した。
9月〜11月は各調査地点ごとに、全葉体の個体数の計数と、葉体の長さを長い方から3個体測定した。12月と2月の調査では、葉体が密生しており個体数を計数する事が困難なため、ノリ網から葉体を全て外し、乾燥重量を測定した。また葉体の長さは9月〜11月の調査と同様に長い方から3個体を測定した。
結 果
各調査日ごとの結果を以下に示す。なお、これらの測定結果は全て網糸3pあたりの値で、乾燥重量はg、葉体長はpで示した。また9、10、12月は平成12年の測定結果を比較対象として示した。
st 葉体数 網張り日 計数日 1
2
3
4
H12
H126.51
0.00
0.48
0.61
2.85
3.66
9月7日
9月6日
9月8日
9月7日
9月6日
9月7日
9月25日
9月25日
9月25日
9月25日
9月20日
9月20日(1) 9月25日(表1)
平成12年度の付着状況と比較すると、st.1は良好で