福島県長期総合教育計画41/4-030/330page

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 県外転職者数は、昭和35〜50年度間に、105,000人と見込まれ、平均して年々7,000人と見込まれ

ている。また就業者の死亡や新陳代謝の数が、427,000人ともっとも多い。年々28,500人が見込ま

れている、企業の新設、拡張による労働力需要の新規増員は41,000人となっている。

産業別に労働力の需要数は、第8表のとおりである。

第8表産業別労働力総需要の見通し (昭35〜50)

  一次産業 二次産業 三次産業
総需要 43,000 308,000 289,000
(内訳) 県内他産業への転職者 67,000 - -
県外転職者 - 49,000 56,000
死亡及びリタイア 145,000 123,000 159,000
純増減 △169,000 136,000 74,000

第一次産業就業者の減少が169,000人と見込まれている。産業構造近代化の影響の大きいことがう

かがわれる。世代更新等の補充に要する145,000人、県内他産業に転出する者67,000人の補充要員

は232,000人と見込まれるが、第一次産業就業者の減少人員169,000人をさし引いた43,000人が総需

要にあたる。新規需要43,000人の供給は、新規学卒者が予想されるが、農業近代化は、43,000人

の新規学卒と現在の就業者の肩にかかることになることは、現在の就業者の資質の向上がきわめて

重要なことであることにつながっており、注目すべき問題である。

 第二次産業の総需要は、308,000人で全産業中もっとも大きく、三次産業の289,000人がこれにつ

づいて大きな需要を示している。

第9表は、労働力総需要に対する供給計画である。

第9表 労働力需要と供給計画

  昭35〜45 昭45〜50 昭35〜50
総需要 420,000 220,000 640,000
供給 県内 学卒 179,000 93,000 272,000
その他 171,000 76,000 247,000
県外 70,000 51,000 121,000

 昭和35〜50年度間の供給計画の内容は、県内での供給人数は、519,0001121,0

00人を見込んで需要をみたす計画である。

 県内供給の内訳は、学卒272,000人その他247,000人となっている。県外からの流入は、年平均

16,500人を見込んでいる。

 産業別の供給計画は、第10表に示したとおりであるが、これによると、第一次産業は、新規学卒

にすべてを期待している。第二次産業においては、県内の新規学卒者114,000人と第一次産業から

の転職者31,000人、非労働力の労働力化によって84,000人を見込み、県外からの51,000人をもって


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