福島県長期総合教育計画41/4-031/330page

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需要をみたす計画である。

第10表 産業別労働力需要と供給計画 (昭35〜50)

  一次産業 二次産業 三次産業
総需要 43,000 308,000 289,000
供給 県内 新規学卒 43,000 114,000 115,000
他からの転職非労働力の労働力化 - 115,000 132,000
43,000 229,000 247,000
県外 - 79,000 42,000

 第三次産業においては、県内の新規学卒者115,000人、県内の第一次産業からの転職者36,000人

非労働力の労働力化で96,000人、県外から42,000人を見込んでいる。学校種別ごとに新規学卒の供

給計画をみたのが第11表である。

第11表 新規学卒の学校種別需給計画 (昭35〜50)

  一次産業 二次産業 三次産業
新規学卒総需要 43,000 118,000 123,000
県内供給計画 中卒 31,000 79,000 35,000
高校卒 12,000 32,000 73,000
大学卒 - 3,000 7,000
小計 43,000 114,000 115,000
県外供給計画 中卒 - 3,000 5,000
高校卒 - 1,000 3,000
大卒 - - -
小計 - 4,000 8,000
(注) 一次産業は業主家族従業者である。二、三次産業は雇用者である。

 第一次産業の新規学卒需要は、43,000人で、うち、中卒者を31,000人と見込み、高校卒業者を

12,000人と見込んでいる。この新規学卒者は農家の業主または家族従業者で、いわゆる農家の後継

者となることになり、農業近代化を担うにたる資質の向上が要求される。

 中学校卒業後直ちに農業に従事することになる勤労青少年の農業技術の修得や一般教養の向上の

ための学習がつよく要請されることになり、農業教育を施す高等学校の教育内容、方法の高度化、

これにともなう。近代的農業教育に適合した施設設備の拡充整備、需要に応ずる養成計画などが要

請されることになろう。

 第二次産業は、県内の中卒者79,000人、高校卒業者32,000人、大学卒業者3,000人を見込み、


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