福島県長期総合教育計画41/4-048/330page
がたかまったことがみとめら
れる。
第21表は、耐久消費財の普
及状況について東北六県の県
庁所在都市の比較を示したも
のである。
本県の耐久消費財の普及
は、東北六県中上位にあるも
のとみられよう。全国5万以
上の都市の平均を100とした
指数であらわされている。指
数からみて1位にある品目は
6、2位は9、3位は4
4位は2、5位は1となって
いて、2位と1位にある品目
が多い。
しかし、全国平均からみる
と、90台が1、80台が3、60台
が1、50台が4、40台が3、30
台が1、20台が2、10台が4、
10台以下が3となっている。
和整理タンスが93.7でもっと
も高い普及をしめし、ついで、
テレビの89.6、自転車の83.3、ラジオの81.3となっており、全体的に電気器具と木製家具の普及度
がたかい。
雑費は、食料、被服、住居費の伸びの上昇におくれ、時系列からみると昭和28年の伸びは、もっ
とも小さく昭和31年までこの傾向にあったが、昭和32年以後は、水準上昇が順調につづき、昭和39
年にいたっては、第2位の伸びを示している。すでに第48図でみたとおり、今後とも雑費は堅実な
伸びをみることと考えられる。
第50図 全世帯の費目別消費水準