福島県長期総合教育計画41/4-062/330page

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 両親と子供のない夫婦よりなる世帯(6,100世帯)、片親と子供のいない夫婦の世帯(3,400世帯)

 その他の2世代世帯(4,900世帯)がみられる。

 三世代世帯は、二世代世帯についで多く、33,3%(127,900世帯)をしめている。三世代世帯の

 うち、両親と子供のある夫婦よりなる世帯は53,600世帯、片親と子供のある夫婦よりなる世帯が、

50,200世帯、その他の3世代世帯が24,100世帯となっている。

 世帯の収入、世帯員の職業、世代の異なる構成員をもつ世帯、欠損世帯、これをとりまく社会環

境の変化などの要因が錯そうし、家族生活の近代化には、多くの混乱が予想される。

  また、14才以下の幼児のいる世帯は、親族世帯の80.5%をしめ、60才以上の高齢者のいる世帯

が、親族世帯のうち25.4%に及び、家族生活の安定と近代化にそれぞれ問題があると考えられる。

 とくに、非親族世帯、単独13,500世帯のうち2,900世帯が60才以上の高齢者を含んでいることは、

親の扶養問題との関係、社会福祉の上からみて問題であろう。


3 都市、都市近郊、農村地域の家族

 都市部には、非農林漁業就業者世帯が多く、農林漁業就業者世帯は農村部に多く、また農林、非

農林混合世帯は都市周辺部に多いとの推定にたって、第30表から地域別の家族構成の特色を考えて

みる。


第30表 就業別世帯構成の実態 (35.10.1)

  農林漁業就業者世帯 農林非農林混合世帯 非農林漁業就業者世帯
世帯数(構成比) 116,400 (30.3%)  58,100 (15.1%)  197,700 (51.5%)
 構成人員比率 % % %
1 1.3 - 4.5
2 4.1 1.7 12.9
3 7.7 6.9 18.4
4 11.3 9.1 21.8
5 14.2 12.4 18.9
6 18.1 18.2 12.6
7 16.8 19.1 6.7
8 12.6 13.3 2.8
9 7.8 9.5 1.0
10 3.2 5.0 0.3
11以上 2.1 4.8 0.2
平均世帯構成人員
6.08 6.24 4.26
65才以上の者のいる世帯 44,000 (38.3%) 20,500 (35.3%) 27,600 (14.0%)

 都市部の世帯数がもっとも多い。その平均世帯構成人員も4.26人でもっとも少ない。構成人員比

率をみると4人世帯が21.8%、その上下の5人世帯が18.9%、3人世帯が18.4%とつづき、2人世

帯が12.9%、6人世帯が12.6%となっている。65才以上の高齢者のいる世帯は、もっとも少ない。


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