福島県長期総合教育計画41/4-101/330page

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第21表 通学方法別、通学距離別児童生徒数 (昭39.5.1現在 へき地学校調査より)

  通学方法 計(比率) 2km未満 2km〜4km未満 4km〜6km未満 6km〜8km未満 8km以上
小学校 交通機関 476(2.7%)   103 182 142 49
スクールバス、またはボート 474(2.7%) 84 176 169 37 8
徒歩、自転車 16,325(94.5%) 9,846 4,340 1,659 414 66
寄宿舎            
総数(比率) 17,275(100.0%) 9,930(57.6%) 4,619(26.7%) 2,010(11.6%) 593(3.4%) 123(0.7%)
中学校 交通機関 192(2.6%) 1 7 52 70 62
スクールバス、またはボート 327(4.4%)     133 50 144
徒歩、自転車 6,891(92.7%) 2,553 1,845 1,229 847 417
寄宿舎 24(0.3%)         24
総数(比率) 7,434(100.0%) 2,554(34.3%) 1,852(24.9%) 1,414(19.1%) 967(13.0%) 647(8.7%)

(注) 1. いくつかの方法で通学している場合は、「交通機関」「スクールバス、ボート」「徒歩、自転車」の順

     により限定している。

   2. 寄宿舎に入寮中の生徒については、寄宿舎から学校までの距離ではなく、当該生徒の本来の住居から通

    学した場合の距離である。

  遠距離通学者(小学校4km以上、中学校6km以上)は、小学校15.7%、中学校21.7%と多くな

 っている。中には8km以上の通学者もかなり多い。さらにこれらの児童生徒について通学方法に

 ついてみると、徒歩または自転車での通学者が圧倒的に多く、その割合は、小学生で94.5%、中

 学生で92.7%を占めている。こういう事情をみると、へき地の児童生徒達の通学条件は悪く、そ

 の困難さは、並みたいていのものではないことがわかる。

  毎日通う児童生徒のために、道路を整備し、スクールバスを用意したり、寄宿舎を設置したり

  して、通学条件を整備改善することが必要である。

(5) 教育扶助、長期欠席児童生徒

  へき地の児童生徒について教育扶助を受けている者や、それに準ずる取扱いをされているもの

 の数は、第22表のとおりである。


第22表 要保護・準要保護児童生徒数 (38.6.1現在)

  へき地教育扶助児童生徒数 へき地児童生徒数(B) 比率(A)/(B)
要保護 準要保護 計(A)
小学校 667 1,167 1,834 17,275 10.6%
中学校 221 542 763 7,434 10.3%

 経済的に貧困家庭が多く、要保護、準要保護者はねへき地全児童生徒の小学校は10.6%、中学

校は10.3%を占めている。


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