福島県長期総合教育計画41/4-131/330page

〔事業計画〕

ア　進路指導施設設備の設置計画

事業名	事業主体	昭和40〜45年度		昭和46〜50年度
		事業内容・事業量	事業費	事業内容・事業量	事業費
進路指導施設設備	市町村	中学校150校に設置	150,000千円	中学校126校に設置	126,000千円
		1校の設置費		1校の設置費
		施設700千円(105,000千円)		(同左)施設(88,200千円)
		設備300千円(45,000)		設備(37,800)
	県	高等学校60校に設置	60,000千円	高等学校34校に設置	34,000千円
		1校の設置費		1校の設置費
		施設700千円(42,000千円)		(同左)施設(23,800千円)
		設備300千円(18,000)		設備(10,200)

イ　進路指導講座

事業名	事業主体	昭和40〜45年度		昭和46〜50年度
		事業内容・事業量	事業費	事業内容・事業量	事業費
進路指導講座	県	対象人員　400名	4,000千円	対象人員　500名	5,000千円
		単年度計画		単年度計画
		参加人員　100名		参加人員　100名
		会場　2会場		会場　2会場
		単年度事業経費　1,000千円		単年度事業経費　1,000千円
		期間内の事業費　1,000×4		期間内の事業費　1,000×5

ウ　進路指導推進校の指定

事業名	事業主体	昭和40〜45年度		昭和46〜50年度
		事業内容・事業量	事業費	事業内容・事業量	事業費
進路指導研究推進校の指定	県	中学校　8校、高等学校　4校を指定	1,200千円	中学校　10校、高等学校　5校を指定	1,500千円
		1校の補助金　100千円		1校の補助金　100千円
		単年度事業経費　300千円		単年度事業経費　300千円
		期間内の事業費　300×4		期間内の事業費　300×5

(4)　入試選抜方法の改善と進学病理現象の解消

〔施策設定の理由〕

　ア　指導課の調査によれば、中学校82校のうち、第3学年を対象とする補習授業を実施していな

　　い学校はわずか3校にすぎない。週あたり補習授業は3〜4時間から17時間以上にあたってい

　　る。

　　　実施時間も放課後が最も多く74校にのぼっている。週あたり授業時数は普通34時間とみられ

　　るが、補習時数を加えると37時間から51時間以上に分布することになる。高校入試等が中等教

　　育の正常な運営の大きな障害になっている。

　イ　この結果、中学校教育に数多くの病理現象が見られる。事例的に列挙すれば、