福島県長期総合教育計画41/4-224/330page
(2) 青年学級の拡充整備計画
事業名 事業主体 昭和40〜45年度 昭和46〜50年度 事業内容・事業量 事業費 事業内容・事業量 事業費 青年学級生研修(青年学級生大会) 県 青年学級生代表による研究発表交歓 1,200千円 (同左) 1,000千円 1か所 学級生、同主事 200〜400名 単年度経費 200千円 青年学級研究協議会 県 青年学級振興方策の研究と指導者育成 2,400千円 (同左) 2,000千円 年4回 委員 20名 単年度経費 400千円
(事業実施の方針)
ア 青年学級生大会において、青年の学習意欲をたかめるとともに社会的関心をたかめ、市町村
自体の青年教育への投資をたかめるようにする。
イ 青年学級研究協議会において、都市、農村別に整備拡充方策を研究協議し、これを推進する。
ウ 青年学級を開設できない市町村においては、青年教室、青年講座等を開設し、少なくとも年
間30時間以上の学習を実施するようにする。
2 成人教育の拡大と機会均等
〔施策設定の理由〕
(1) 成人教育の対象人員は、年々増加しつつあるが、従来は主として婦人を対象とした教育活動
に重点がおかれ、成人男子を対象とした活動は、はなはだふじゅうぶんであった。婦人のみ
ならず成人男子を含めた成人教育の拡大は、県民資質の向上からきわめて重要である。
(2) 本県の人口構成からみて、高齢者人口を成人教育の対象に含めるものとして、高齢者にも充
実した生活を過させるとともに、積極的に成人教育の機会に参加させるべきであろう。
(3) 成人教育の拡大と相まって、中小企業者、低所得者層、ならびにへき地、産炭地等といった
陽のあたらない谷間にも、成人教育の機会をじゅうぶん提供する必要がある。
〔施策の目標〕
(1) 成人教育を受けることに関心をもたない層の学習意欲を高める。
ア 関心のもてない原因を調査しその対策をたてる。
イ 関心があっても、その機会にめぐまれない者については、その者につごうのよい条件を考
慮する等、つとめて便宜をはかる。
ウ 移動教室、国庫補助学級の優先的指定、施設、設備への協力等、物的人的条件の整備につ
とめる。
(2) 成人男子の参加を促進する。