福島県長期総合教育計画41/4-247/330page

　〔施策の目標〕

　ア　市部の施設は、近代的な設備を具備し、多目的に使用できるものを建設し、その充実をは

　　　かる。

　イ　郡部における文化施設は地域の公民館である。市部の増大により郡部が小規模化し、文化

　　　施設は都市に偏重する傾向をもつので、特に山間へき地にある公民館の充実をはかる。

　〔事業計画〕

　(「社会教育施設の整備充実」の項参照)

(2)　すぐれた芸術文化団体、サークル活動の助長

　〔施策設定の理由〕

　　　すぐれた県民文化の樹立は、県民みずから創造する力を養い、体得したものを実生活の上

　　に活かすことが必要である。

　　　これは、すぐれた芸術(芸術家)を保護顕彰し、優良な文化団体はもちろん、小サークル

　　でも健全な活動ができるよう助長育成する必要がある。

　〔施策の目標〕

　ア　県文化に貢献のある功労者の顕彰をする。

　イ　優良文化団体の育成をはかる。

　ウ　指導者、サブリーダーとなる若い人材の育成につとめる。

　〔事業計画〕

事業名	事業主体	昭和40〜45年度		昭和46〜50年度
		事業内容・事業量	事業費	事業内容・事業量	事業費
文化団体指導講習会	県	昭和43年度から3年計画	600千円	昭和46年度から5年計画	1,000千円
		対象人員　1,500人		対象人員　2,500人
		単年度計画		単年度計画
		参加人員　500人		参加人員　500名
		会場　1会場		会場　1会場
		単年度事業経費　200千円		単年度事業経費　200千円
		期間内の事業費　200×3		期間内の事業費　200×5

　(事業実施の方針)

　(ア)　健全な文化活動の中心をなす地方にある文化団体、公民館、諸学級、サークル等の中心

　　　となるリーダーの養成につとめる。

　(イ)　昭和40〜45年度においては、地教委担当者、公民館担当者を対象として開催する。

　(ウ)　昭和45〜50年度においては、各種文化団体のリーダーを対象として開催する。

3　文化財の保護と活用の徹底

(1)　文化財保存調査の実施

　〔施策設定の理由〕