福島県長期総合教育計画41/4-275/330page

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況は、次の第9表とおりである。


第9表 分校における体育館設置状況 (昭40) 

  県北 県南 会津 合計 設置率
学校別\地域 分校数 設置数 分校数 設置数 分校数 設置数 分校数 設置数 分校数 設置数
小学校 20 1 55 2 116 30 34 1 225 34 15.1%
中学校 1 0 1 0 9 1 2 0 13 1 7.6%
高校   23 2 8.6%

(県保健体育課調)


ウ へき地の児童、生徒は遠距離通学者が多く、要保護・準要護児童生徒や長欠児童生徒も多

 く、体位や健康管理の面がすぐれていない。

エ へき地には、中堅層の教師が少なく、年齢も経験の浅い若年層が多く、また、助教諭の比

 率が比較的多い。

〔施策の目標〕

ア 体育施設、設備の整備充実を促進し、体育用具の改善くふうをはかる。ことに積雪期間の

 長い会津方部における体育館の設置を促進する。

イ へき地学校の特殊性に即応した教職員の研修を拡充強化し、実状に応じた指導法の研究を

 促進して、授業の充実をはかる。

ウ 冬季間における体育指導上の問題点の解明をはかり、冬季体育の充実を促進する。

エ へき地学校在勤教員に対し、特別昇給制度の運用による優遇措置を行ない、教職員の適正

 配置をはかる。


〔事業計画〕

事業名 事業主体 昭和40〜45年度 昭和46〜50年度
事業内容・事業量 事業費 事業内容・事業量 事業費
へき地校体育施設充実および研修費 毎年補助 (対象20校) 12,000千円 毎年補助 (対象20校) 10,000千円
単年度事業経費 2,000千円 単年度事業経費 2,000千円
期間中の事業費 2,000×6 期間内の事業費 2,000×5

3 安全教育

  〔施策設定の理由〕

    第10表のとおり学校における管理下の事故災害は多発している。学校管理下外における水

   死事故および交通事故数ば第11表のとおりであり、死亡者は年間50〜60名である。これは農

  山村、へき地より都市に多く、今後漸増する傾向にあるので、学校安全に対する施策は重要

  である。また、水死および長距離走における死亡者数の半数以上は、心臓疾患異常者である


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