第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-023/285page
公・私立を合わせた
平均年齢の推移をみる
と,昭和46年度29.4歳,
昭和49年度29.5歳で,
この4年間の推移はほ
ぼ一定である(平均年
齢は「学校教員統計調
査」)(昭49)による。)。
本務教員の平均経験
年数を昭和49年度にお
いてみると,公立幼稚
園で6.6年,私立幼稚
園で6.0年となってい
る。なお私立幼稚園に
ついては男子教員が13.7年と長く,
女子教員の5.2年を大きく上回っ
ている。
また,経験年数5年未満の教員
の占める割合は,公立幼稚園で
54.8%,私立幼稚園で61.3%と
それぞれ半数以上となっている。
これに,経験年数が5年から
10年未満の教員を加えると,公
立幼稚園においては78.5%,私
立幼稚園においては78.1%を占
めることになる。
従って,公・私立幼稚園の本
務教員は経験年数10年未満の者
がともに,約78%を占め,経験年
数は一般に短いといえる(図2
−1−10)。
図2−1−10 年齢別・経験年数別本務教員の割合
注:1.「教育調査報告書」(昭49)による。
2.年齢別教員の割合=(年齢階級別教員数)÷(本務教員数)×10。
3.経験年数別教員の割合は2.と同様である。
図2−1−11 幼稚園教員年齢別離職教員数
注:1.「教育調査報告書」(昭49)による。
2.離職率=(離職教員数)−(本務教員数)×100
図2−1−12 幼稚園教員学歴別構成
注:1.「教育調査報告書」(昭49)による。
2.構成比率=(学歴別構成教員数)−(本務教員数)×100
次に本教務員の離職状況を昭
和48年度においてみると,離職
教員数は公立幼稚園29人,私立
幼稚園125人,合計で154人と
なっている。
これを年齢別にみると,公立