第2次福島県長期総合教育計画（昭和53年度〜昭和60年度）-045/285page

計要覧」（昭51））。

　小学校教員数の推移を昭和41

年度から昭和51年度までにおい

てみると，小学校教員数は緩慢

な下降状況にあるが，昭和49年

度以降はほぼ横ばいとなってい

る（図2−2−10）。

図2−2−10　小学校教員数の推移

注：1．「学校統計要覧」（昭41〜昭51）による。

　　2．教員数には養護教諭，講師等を含む。

　　3．教員数は国・公・私立小学校教員の総数で示す。

　昭和51年度における本県小学

校教員一人当たりの児童数は，

国立小学校23.9人，公立小学校

21.2人，私立小学校23.6人，国・

公・私立小学校合せての平均は

22.9人となっている。

　国立小学校を除く小学校教員

一人当たりの児童数の推移を昭

和41年度から昭和51年度までに

おいてみると，私立小学校では

昭和46年度まで緩慢な下降を示

し，その後逐次上昇傾向を示し

ている。

　公立小学校については年々下

降状況にあり，昭和51年度は昭

和41年度に比べ5.8人減となっ

ている。なお，昭和51年度の公

立小学校教員一人当たりの全国

平均児童数は28.0人であるの

で，本県はそれより6．8人少ない

（図2−2−11）。

図2−2−11　教員一人当たりの児童数の推移

注：1．「学校統計要覧」（昭41〜昭51）による。

　　2．児童数＝（構成別児童数）−（構成別教員数）

　昭和51年度における1学級当

たりの教員数についてみると，

国立小学校1.41人，公立小学校

1.33人，私立小学校1.42人となっている。

　国立小学校を除く，公・私立小学校における1学級当たりの教員数の推移を昭和41年度から昭

和51年度までにおいてみると，私立小学校においては，昭和46年度までは緩慢な上昇傾向にある

が，その後は逐次下降の状況を示している（図2−2−12）。

　また，公立小学校については緩慢な上昇傾向にあり，私立及び公立小学校1学級当たりの教員

数は近接しつつある。