第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-141/285page
中学校においては,精神
薄弱対象の学級数がこの10
年間に漸増の傾向を示し,
昭和51年度には,273学級と
なっている。
また,病弱・虚弱対象の
学級数は,昭和44年度以降
徐々に増加し,昭和51年度
に7学級となっており,難
聴対象の学級数は,昭和48
年度から昭和51年度まで1
学級という状況にある(図
2−5−6)。
従って,今後は,就学指
導の適正を期し,特殊学級
の障害の種別に応じた適正配
置を検討する必要があろう。
図2−5−6 中学校の特殊学級数推移
注:1.「学校統計要覧」(昭41〜昭51)による。
2.学級数には,国立を含む。
3.難聴学級は,昭和48年度以降1学級となっている。
(5) 盲,聾,養護学校の学級
配置
盲,聾,養護学校の学級
配置状況を昭和41年度から
昭和51年度までの障害種別
学級数推移からみると,視
覚障害及び聴覚障害対象の
学級数は,昭和46年度まで
ほぼ横ばいの状況にあった
が,その後,減少傾向を示
すに至り,昭和51年度にそれぞれ24学級,42学級となっている。
一方,精神薄弱対象の学級数は,昭和48年度まで急速に増加してきたが,それ以後,横ばいの
状況を示し,昭和51年度51学級となっている。
また,肢体不自由及び病弱・虚弱対象の学級数は,緩慢な増加傾向を示し,昭和51年度におい
て,それぞれ42学級,21学級となっている(図2−5−7)。
図2−5−7 盲,聾,養護学校の障害種別学級数推移
注:「学校統計要覧」(昭41〜昭51)による。
盲,聾,養護学校の部別学級数推移を昭和41年度から昭和51年度までにおいてみると,幼稚部
の学級数は,徐々に増加し続け,昭和51年度において7学級となっている。
小学部の学級数は,昭和48年度まで急速な増加傾向にあったが,それ以後,緩慢な増加傾向に
転じ,昭和51年度において100学級となっている。
中学部の学級数は,ほぼ一定推移の状況を示し,昭和51年度に45学級となり,また,高等部の