第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-142/285page
学級数は,徐々に増加し,昭
和51年度に28学級となってい
る(図2−5−8)。
従って,今後は,障害の種
別,程度及び発達段階に応じ
多様な教育ができるように,
学級増を図る必要があろう。
なお,心身障害幼児の就学前
教育及び心身障害児の後期中
等教育のあり方について検討
し,その検討結果に応じた学
級配置を推進する必要があろ
う。
図2−5−8 盲,聾,養護学校の部別学級数推移
注:「学校統計要覧」(昭41〜昭51)による。
(6) 養護教育の学校配置と学校
規模
養護教育における学校配置
を昭和41年度から昭和51年度
までの障害種別学校数推移か
らみると,視覚障害,聴覚障
害,肢体不自由対象の学校数
は,昭和41年度以降一定で推
移し,昭和51年度において,
それぞれ4校,4校,2校と
なっている。
一方,精神薄弱対象の学校
数は,昭和51年度において4
校となっている。
病弱・虚弱対象の学校は,
昭和48年度に1校開校されて
現在に至っている(図2−5
−9)。
盲,聾,養護学校の学校規
模の状況を昭和41年度,昭和
46年度,昭和51年度の比較に
おいてみると,11学級から15
学級の学校数は,昭和41年度
3校,昭和46年度5校,昭和
図2−5−9 養護教育障害種別学校数推移
注:1.「学校統計要鷲」(昭41〜昭51)による。
2.分校は,1校として取扱う。
表2−5−5 盲,聾,養護学校の学校規模(単位:校)
年度/学級数区分 1〜5 6〜10 11〜15 16〜20 21〜26 41 1 4 3 3 − 46 − 6 5 2 − 51 4 4 1 3 3 注:1.「学校統計要覧」(昭41,昭46,昭51)による。
2.分校は,1校として取り扱う。