第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-147/285page
これから,盲,聾,養護
学校教員数は年々上昇して
おり,1学級当たりの教員
配置も増加傾向にあるが,
標準法定数に対する盲,聾,
養護教員数は100%に達し
ていない。
従って,今後は,盲,聾,
養護学校の教育水準向上の
ため,盲.聾,養護学校教
員の充足に努める必要があ
ろう。
図2−5−11 1学級当たりの教員数の推移
注:「学校統計要覧」(昭41〜昭51)による。
(2) 事務職員,寮母
盲,聾,養護学校におけ
る事務職員,寮母の配置に
ついてみると,昭和51年度
における事務職員は,盲学校,
聾学校13人,養護学校(県
立,市立)11人の合計24人
となっており,標準法定数
に対する充足率は表2−5
−14のとおり,盲,聾及び養
護学校を合わせた充足率は75.0%となっている。
また,寮母については,盲学校,聾学校21人,養護学校29人の合計50人となっている。標準法
定数に対する充足状況をみると表2−5−14のとおり,盲,聾及び養護学校を合わせた充足率は,
94.3%となっている。
従って,今後は,盲,聾,養
護学校における学校事務職員の
配置促進を図り,標準法定数の充
足を達成するとともに,児童生
徒の日常生活及び健康管理等の
指導上重要な役割を果たす寮母
の配置促進に努める必要があろ
う。
表2−5−14 盲,聾,養護学校事務職員,寮母定数(単位:人,%)
職名/項目 条例定数 標準法定数 充 足 率 事務職員 盲,聾学校 13 24 14 32 92.9 75.0 養護学校 11 18 61.1 寮 母 盲,聾学校 21 50 22 53 95.5 94.3 養護学校 29 31 93.5 注:1.「高等学校教育課調査」,「義務教育課調査」(昭51)による。
2.充足率=(条例定数)÷(標準法定数)×100
図2−5−12 盲,聾,養護学校教員の男女比の推移
注:1.「学校統計要覧」(昭41〜昭51)による。
2.男女比=(性別教員数)÷(盲,聾,養護学校教員数)×100
(3) 教職員構成
盲,聾,養護学校男女別教員
の推移を昭和41年度から昭和51