第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-260/285page
第5項 県文化史の編さん
1.現状と課題
県文化史の編さん
現在の文化は,過去の文化の継承と創造とによって成り立っている。将来の文化は,過去・現
在の文化を正しく次代に継承し,発展させるなかで創造されるもので,ここに「文化史」の必要
性が生じるものと考えられる。
本県の「文化史」については,既刊「福島県史」文化1に,第一編美術・工芸,第二編文学,第
三編音楽・演劇,第四編建築・庭園・茶道・華道,第五編新聞・電波報道,文化2には,第一編
学術・思想,第二編宗教,第三編教育,第四編文化財が編集されており,「福島県教育史」第四巻
では第四章,第五節芸術文化,第六節文化財の保護と活用について編集している。
2.施策の基本方向
県文化史の編さん
福島県文化史の編さんについては,福島県史文化編などを踏まえ,検討を進める。