第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-263/285page
第6章 教育行財政
第1節 教育行政
第1項 福島県教育庁組織
1.現状と課題
(1) 教育庁組織機構
教育に関する諸施策を立案し,具体化し計画的に行政を執行するのは,教育委員会であり,事
務を処理するのは教育庁であるが,行政事務は,細分化,専門化している一方,総合的・体系的
行政の執行が要請されるようになっている。
図6−1−1 教育庁組織機構の変遷
注:「教育年報」(昭43〜昭50),「総務課調査」(昭52)による。
本県における教育庁組織機構の変遷を昭和43年度から昭和52年度までにおいてみると,昭和44
年度には,地方出先機関である16教育事務所を7教育事務所に整理統合し,昭和45年度には,文
化センターを設置して,昭和46年度において,教育研究所と理科教育センターを統合拡充し,教
育センターを設置している。また,昭和47年度には,社会教育課から文化行政事務を分離して文
化課を新設するとともに,少年自然の家を新設している。
昭和48年度には,主管課制度の採用に伴い組織機構の改正を行い,昭和49年度には,体育館施
設の管理及び運営事務を市に委託し,昭和50年度には,海浜青年の家を新設している。
昭和52年度には,昭和54年度の養護学校義務制の施行及びその行政需要に応ずるために,養護