第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-264/285page
教育室を新設している(図6−1−1,図6−1−2)。
図6−1−2 昭和48年度の主管課制による本庁組織機構の改正状況
注:1.「主管課制度の採用に伴う組織機構の改上等について(通
知),48教総第47号」(昭48)による。
2.組織機構については,これ以後一部改正されている。
表6−1−1 教育庁職員数(単位:人)
区分/年度 45 46 47 48 49 50 51 本 庁 164 164 171 176 189 193 193 教育機関 66 73 79 85 77 75 75 教育事務所 147 147 140 139 136 137 137 注:1.「教育年報」(昭45〜昭50,「総務課調査」(昭51)による。
2.昭和50年度に新設された海浜青年の家に派遣している職員は
含まれない。
このような組織機構の変遷は,教育
に対する社会の多様な要請に応ずる本
県における組織機構の改善充実の状況
を示すものである。
従って,今後は,教育に対する社会
の要請の動向を検討し,それに基づく
教育行政組織機構の改善充実を更に推
進する必要があろう。
(2) 教育庁職員
教育庁職員の状況を昭和45年度から
昭和51年度までの職員数推移からみる
と,本庁にあっては,昭和47年度の文
化課新設以来,職員数が増加傾向を示
している。
教育機関にあっては,昭和46年度の
教育センターの設置,昭和47年度の少
年自然の家の設置により,昭和48年度
まで職員数が増加しているが,昭和49
年度には,体育館施設の管理及び運営
事務の市への委託により職員数が減少
している。
教育事務所にあっては,教育機関へ
の職員配置等の関連により,昭和47年
度に職員数が減少し,その後,ほぼ一
定の状況を示している(表6−1−1)。
これは,当然のことながら
職員数が教育庁における組織
機構の改善充実との関連で推
移している状況を示すもので
ある。
従って,今後は,行政事務
の能率化の観点から,職員配
置を検討し,職員の適正配置を更に推進する必要があろう。