第3次福島県長期総合教育計画(昭和60年度〜昭和70年度)-084/181page

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目標との関連を図り,諸活動相互の調和のとれた指導の展開に努める。

3)学校裁量時間

 生徒がゆとりある充実した学校生活が送れるよう,学校裁量時間の活用に努める。

4)勤労体験学習

 勤労体験学習を教育課程の中に位置付け・勤労と創造の喜びを味わえる教育活動の推進に努める。また,研究推進校を指定し実践的研究を深める。

(3) 学習指導

1) 指導内容

 基礎的・基本的事項を重視するとともに,学習内容の精選及び構造化に努める。また,生徒の進路の実態等を踏まえ,情報処理についての基礎的な知識・技術を習得させるとともに,地域社会についての理解及び国際理解を深める指導の充実に努める。

2) 指導方法

 教科科目の特性や生徒の実態に対応して,学習習熟度別指導を実施するなど学習の個別化に努める。また,生徒の興味・関心を高めるとともに,理解を深めるため学習の過程を重視した指導や教育機器を活用した指導などにより,指導方法の改善に努める。

3) 評価

 学習の過程を重視する形成的評価や基本的事項の習得を意図する到達度評価などの評価法について研究し,学習効果を高めるとともに,学習指導の改善充実に努める。

(4) 進路指導

 生徒の自己理解の深化を図るとともに,生徒の能力・適性が将来において正しく生かされることを目指す進路指導の充実に努める。また,校内研修の改善を図るなど,指導体制を整備するとともに,関係機関との連携に努める。


3 生徒指導の充実

(1) 指導体制

 生徒指導を充実するため,各種研修会等を通して教職員の指導力の向上を図り,全教職員の共通理解に基づく生徒指導体制の充実に努めるとともに,特に,教育相談体制の整備に努める。

(2) 指導内容

 ホームルーム等特別活動の充実に努め,集団における人間関係や集団の中での個人の在り方等を学ばせるとともに,ホームルームにおける学業指導を充実し,学習指導・進路指導との関連を図りながら,生徒指導が学校教育活動全般で行われるよう指導内容の充実に努める。

(3) 家庭,地域社会,関係機関との連携

 生徒の健全育成を推進するため,家庭,地域社会,関係機関との密接な連携を図るとともに,


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