第3次福島県長期総合教育計画(昭和60年度〜昭和70年度)-115/181page
地域づくりのための活動を行っている。その組織状況は,昭和58年度において535団体14,425人であり,昭和51年度からの推移を見ると,団数,団員数ともに若干の減少傾向にある(図3-2-6)。
図3-2-5 少年団体数及び加入者数の推移
注:「社会教育統計要覧」(昭51〜昭58)による。
図3-2-6 地域青年団数及び団員数の推移
注:「社会教育統計要覧」(昭51〜昭58)による。
したがって,今後は,都市化の進行に伴い地域青年団の活動が停滞する傾向にあるので,青年団体活動の一層の促進に努める必要がある。
(3) 婦人団体
地域婦人団体は,会員の教養の向上と地域づくりのための活動を行っている。昭和51年度から昭和58年度までの団体数及び会員数の推移を見ると,団体数は横ばいの傾向にあり,会員数は減少傾向にある(図3-2-7)。これは,就労婦人の増加や地域連帯感の希薄化などによるものと推測される。
したがって,今後とも,組織を拡充するとともに,活動の充実を図る必要がある。
図3-2-7 地域婦人団体数及び会員数の推移
注:「社会教育統計要覧」(昭51〜昭58)による。
(4) PTA
PTAは,児童生徒の健全な育成を図ることを目的として,学校教育や家庭教育についての理解を深め,地域の教育環境の改善や児童生徒の校外生活の指導に努めている。昭和58年度における団体数は1,350団体,会員数は372,958人となっている(表3-2-3)。
今後とも,家庭教育,学校教育,社会教育の連携のかなめとして,地域活動の中心的な担い