第3次福島県長期総合教育計画(昭和60年度〜昭和70年度)-134/181page
じている。
表4-2-3 文化財の指定状況 (単位:件)
地域 区分 国指定 県指定 市町村指定 合計 国宝 重要文化財 重要有形民
俗文化財重要無形民
俗文化財特別天然記念物 史跡 名勝 史跡・名勝 天然記念物 重要伝統的
建造物群 保存地区小計 重要文化財 重要無形民俗文化財 重要有形民俗文化財 重要無形民俗文化財 史跡 史跡・名勝 名勝・天然記念物 天然記念物 小計 有形文化財 無形文化財 民俗文化財 記念物 小計 県 北 0 5 0 1 0 5 0 1 4 0 16 25 0 3 8 5 1 3 4 49 92 0 43 104 239 304 県 中 0 8 0 0 0 5 1 0 5 0 19 37 0 5 4 8 0 1 16 71 138 0 75 109 322 412 県 南 0 4 0 0 0 2 0 1 0 0 7 15 0 2 4 5 0 0 7 33 53 0 17 41 111 151 会 津 1 42 2 0 0 5 1 0 8 0 59 56 0 4 3 6 0 o 6 75 186 1 47 111 345 479 南 会 津 0 3 3 1 1 0 0 0 2 1 11 13 0 3 1 1 0 0 3 21 38 0 15 13 66 98 相 双 0 3 0 1 0 7 o 0 1 0 12 16 0 4 4 8 0 0 7 39 68 0 24 81 173 224 い わ き 1 12 0 1 0 3 0 0 4 0 21 31 0 2 1 4 0 0 7 45 46 2 3 11 62 128 全 域 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 計 2 77 5 4 2 27 2 2 24 1 146 193 0 23 25 37 1 4 50 333 621 3 224 470 1,318 1,797
注:1.「文化課調査」(昭58)による。
2.国・県指定は昭和59年3月31日現在,市町村指定は昭和58年5月1日現在である。
したがって,今後は,文化財の保存を図るため,指定の遅れている分野の指定を推進する必要がある。特に,民俗文化財の指定を推進する必要がある。
(3) 埋蔵文化財の保存
埋蔵文化財の包蔵地は県内各地域に分布しているが,その存在を完全に把握することは難しく,そのために,遺跡台帳の整備や遺跡地図の作成,あるいは遺跡詳細分布調査等の事業を実施し,遺跡の確認と周知に努めている。
昭和59年度調査による遺跡数は8,055か所であり,昭和51年度調査と比べ4,037か所増加している(表4-2-4)。種類別では,城館跡や古墳・墳墓が多い(表4-2-5)。
県及び市町村は,役割分担を定め,埋蔵文化財の保存に努めているが,地域開発の進展とともに,保存の難しさが増しつつある。
表4-2-4 地域別遺跡数 (単位:か所)
年度 地域 県北 県中 県南 会津 南会津 相双 いわき 計 51 779 1,379 386 411 72 619 372 4,018 55 1,180 2,109 824 740 126 806 502 6,287 59 1,811 2,739 858 794 166 877 810 8,055
注:「文化課調査」(昭59)による。
表4-2-5 種類別遺跡数 (単位:か所)
区分 官衙跡 城館跡 社寺跡 古墳墳墓 塚 貝塚 窯跡 製鉄跡 石造物 散布地
その他計 遺跡数 5 1,042 266 912 204 39 72 134 554 4,827 8,055
注:「文化課調査」(昭59)による。