第3次福島県長期総合教育計画(昭和60年度〜昭和70年度)-149/181page
全国同様依然として90%を超えているが,歯の保健指導によりう歯の未処置歯のある者は,昭和51年度以降減少の傾向をたどっている(表5-1-4,図5-1-7)。
図5-1-6 裸眼視力1.0未満児章生徒の割合の推移
注:「学校保健統計調査報告書」(昭51〜昭58)による。
表5-1-4 う歯被患率(単位:%)
年度 区分 小学校 中学校 高等学校 項目 県 全国 県 全国 県 全国 51 95.0 94.4 91.9 94.1 94.4 95.3 52 93.7 93.7 94.6 93.5 95.2 94.6 53 96.8 94.2 92.1 93.9 95.4 95.1 54 93.0 94.8 92.1 94.5 96.6 95.9 55 94.1 94.0 93.0 93.9 94.3 95.9 56 95.9 93.5 93.4 93.7 96.1 95.7 57 95.6 93.1 94.6 93.0 96.1 95.7 58 94.2 92.6 92.5 93.0 95.0 95.3
注:1.「学校保健統計調査報告書」(昭51〜昭58)による。
2.小数第2位を四捨五入したものである。
図5-1-7 う歯未処置児童生徒の割合の推移
注:「学校保健統計調査報告書」(昭51〜昭58)による。
したがって,今後は,児童生徒の疾病・異常を予防するため,臨床医学的検査,定期健康診断後の事後措置の徹底を図るなど,家庭や学校医等との連携を深め,保健教育及び保健管理の充実に努める必要がある。
(3) 学校安全教育及び安全管理
1) 学校管理下の災害事故
昭和51年度から昭和58年度までの学校管理下の災害事故発生状況を見ると,小学校では昭54年度からやや増加の傾向にあったが,昭和57年度から急増している。中学校では昭和52年度をピークに,それ以後一時的に発生件数が減少したが,昭和55年度から再び増加の傾向にある。高等学校では,昭和56年度,昭和57年度に,やや増加したものの横ばい状態にある(図5-1-8)。
図5-1-8 学校管理下の災害事故発生状況
注:「学校管理下の児童生徒の災害の実態」(昭51〜昭58)による。
昭和58年度における災害事故発生状況を場所別,時間別及び原因別に見ると,場所別に