第4次福島県長期総合教育計画(平成5年度〜平成12年度)-059/136page
ります。
図6−1 体系図
(2) 教職員の人材確保と適正配置の推進
ア 教員の人材確保
学校教育の直接の担い手である教員の資質は,児童生徒の人格形成に,ひいては,本県の目指す「人
材立県」による福島県の発展に大きな影響を及ぼすものであり,教員としてふさわしい資質を備えた
人材を確保することは極めて重要です。しかし,大学牛の民間企業志向が強い中で,教科によっては
人材が確保しにくい状況にもあります。
したがって,より一層,広報活動を充実し,広く教職への動機づけを行うなど,志願者を一層増加
させ,より優れた人材を確保することが必要です。
イ 教職員の適正配置
【小・中学校】
小・中学校の臨時的任用教員を除く教員数は,平成4年度12,824人で平成3年度より55人の減とな
っています。これは児童生徒数の減少によるためです。一方,養護教員は753人で平成3年度より40人
の増となっています。
また,平成4年度における事務職員の配置数は前年度より53人増の777人となっています。学校栄養
職員についても前年度より14人増の186人となっています。
新採用教員については,平成3年度に727人,養護教員46人を採用し,初任者研修の効果的な実施を