第4次福島県長期総合教育計画（平成5年度〜平成12年度）-104/136page

表2−8　指定文化財保存助成実績（単位：千円）

年度	国指定文化財			埋蔵文化財			県指定文化財			そ　の　他			計			備　　　考
	件　数	事業費	県補助金	件数	事業費	県補助金	件数	事業費	県補助金	件数	事業費	県補助金	件数	事業費	県補助金
58	19	134,615	12,050	21	35,475	9,990	9	21,321	11,550				49	191,411	33,590		補助率100％
59	19	194,059	15,280	18	57,766	9,480	11	20,600	11,270				48	272,425	36,030		〃
60	18	149,973	13,200	19	55,360	9,180	7	14,692	8,090				44	220,025	30,470		〃
61	20	169,630	14,400	17	50,660	8,400	3	8,000	3,990				40	228,290	26,790		〃
62	18	108,077	10,750	14	51,118	6,720	3	6,640	3,590				35	165,835	21,060		国等　80％ 県　　90％
63	17	123,570	8,140	15	51,334	5,710	4	9,499	3,870				36	184,403	17,720		国等　70％ 県　　80％
元	8	189,435	6,970	13	42,495	4,090	5	23,735	9,360				26	255,665	20,120		国等1/5　県1/2〜1/3
2	11	228,317	10,280	12	55,902	5,570	3	9,109	4,270				26	293,328	20,120		〃
3	13	363,775	12,400	12	57,800	5,780	5	13,715	6,010	1	59,693	2,984	31	494,983	27,174		〃
4	14	419,623	14,480	9	47,520	4,740	6	29,333	7,050	1	150,817	7,540	30	647,293	33,810	当初予算	〃

（資料）　文化課調査

加に伴う助成の拡充についても要望が高まっています。

　したがって，今後とも，文化財保存のための助成の拡充に努める必要があります。

（3）　文化財の愛護と活用の推進

　ア　文化財の愛護

　　　文化財に対する県民の理解を深めるため，指定文化財について，目録・要録・地図等の資料を作成

　　するとともに，各種の文化財調査報告書を刊行していますが，近年，県民の文化財や自然保護への関

　　心が高まってきていることに伴い，文化財の愛護に関する施策の一層の充実が望まれています。

　　　したがって，今後とも，文化財保護強調週間や文化財防火デー等の行事への参加を促すなど，文化

　　財に対する県民の理解と愛護精神の高揚を図るとともに，文化財により一層親しむことができるよう，

　　建造物，史跡及び天然記念物等の国・県指定文化財について，標柱や説明板の設置を図るなど環境の

　　整備に努める必要があります。

　イ　文化財の公開

　　　文化財の公開は，文化財の活用の最も一般的な方法

　　ですが，文化財の中には，常時公開することが困難な

　　ものもあります。

　　●　建造物は，一部を除き一般公開されており，歴史

　　　民俗資料館として活用されているものもあります。

　　●　美術工芸品や有形文化財については，一般的に博

　　　物館や歴史民俗資料館で公開されていますが，展

　　　示・公開のための施設や設備の面で，まだ十分とは

　　　いえない状況にあります。

　　●　無形民俗文化財については，民俗芸能の公演・発

民俗芸能大会における郷土芸能の発表