サクシード中学校英語から高等学校英語へ-001/31page

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第1章中学校・高等学校英語の学習内容及び学習指導上の課題
1中学校と高等学校の学習内容
(1)学習指導要領における指導目標
中学校外国語 高等学校外国語
外国語を理解し、外国語で表現する基礎的な能力を養い、外国語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てるとともに、言語や文化に対する関心を深め、国際理解の基礎を培う。 外国語を理解し、外国語で表現する能力を養い、外国語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てるとともに、言語や文化に対する関心を高め、国際理解を深める。

(2)高等学校学習指導要領改訂(平成元年12月)の要点
1)目標は、外国語を理解し表現する力を養い、外国語で積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てるとともに、言語や文化に対する関心を高め、国際理解を深めることとした。
2)生徒の能力・適性に応じた指導が一層可能になるようにするため、科目の構成を改め、コミュニケーション能力の一層の育成を図ることを基本として、総合的な英語力の育成に重点を置いた指導、聞くこと及び話すことの能力の育成に重点を置いた指導、読むことや書くことの能力の育成に重点を置いた指導など、多様なカリキュラム編成ができるようにした。

3)コミュニケーション能力を育成するための言語活動を一層活発にするために、科目により指定されていた言語材料を弾力化した。

4)国際理解の基礎を培うため、教材選定の観点を改善し明確化した。

(3)中学校と高等学校の学習内容のつながりと学習指導について
1)「聞くこと」において中学校では、内容を聞き取ることに重点が置かれているが、高等学校ではそれに「自分の考えなどをまとめること」が付け加えられている。

2)同様に、「話すこと」において高等学校では、中学校での活動に付け加えて、「読んだ内容について、自分の考えなどを話すこと」とされている。

3)同様に、「読むこと」において高等学校では、中学校での活動に付け加えて、「ま


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