サクシード中学校英語から高等学校英語へ-014/31page

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解をさせた後に、特に何度も、音声を伴ったドリルをさせ、日本語との違いを体感させるレベルまで指導する。

(1)英語の語順と日本語の語順
英語と日本語では語順が大きく異なります。「文」は普通「〜が、〜は」にあたる部分〔主部〕と「…する。…である。」〔述部〕にあたる部分から構成されますが、この「…する。…である。」〔述部〕の最も大切な部分〔述語動詞〕を英語では主部のすぐ後に置くのです。
英語と日本語では発想そのものが異なります。まず、「〜は…だ」という部分、つまり主語と動詞を先に言ってから他の付随する内容について説明するのが英語なのです。

1)主語+動詞
ア be動詞を含む文〔be動詞は普通、主語のすぐ後にきます。〕
I happy am → I am happy.
(私は)(幸せ)(です。)(私は)(です)(幸せ)
◆英語では主語が何であるか、あるいはどんな状態かを説明する語〔補語〕は動詞の直後にきます。

〈問題〉次の〔〕内の語(句)を並べかえなさい。
1 彼らは高校生です。〔they,highschool students, are〕.
2 彼はマイクです。〔he, Mike, is〕.
イ 一般動詞を含む文〔一般動詞は普通、主語のすぐ後にきます。〕
I science study → I study science.
(私は)(理科を)(勉強する)(私は)(勉強する)(理科を)
◆日本語では「…を〜する」というところを英語では「〜する…を」というように動詞の表す動作の対象となる語〔目的語〕は動詞の直後にきます。

〈問題〉次の〔〕内の語(句)を並べかえなさい。
1 私の叔父はコンピュータを勉強しています。
〔My uncle, computers, studies〕

2 彼にはお兄さんがふたりと妹がひとりいます。
〔He,two brothers, and one sister, has〕

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