サクシード2中学校数学から高等学校数学へ-004/69page

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§2 各領域において見られるつまずき

1「数と式」においてよくつまずきがみられる内容と小・中・高の関連

○分数・小数の計算に関すること
小 小数・分数の意味(小3)
通分,約分(小4,小5)
除法を逆数をかける乗法とみなすこと(小6)
→中 係数に分数を含む方程式の処理(中1,中2)
   2次方程式における解の約分(中3)
→高 分数が係数である2次関数の変形(数1)
   分数式の約分(数2,数3)

○正負の数の計算に関すること
中 負の数の概念と計算(中1)
→ 中学1年2学期以降のあらゆる数値計算

○文字・文字式の計算に関すること(以下 の部分はつまずきが見られる学習内容)
小( )の使用(小4)
□,△(未知数)の利用と数の当てはめ(小4)
a,xなどの文字の使用と簡単な式(小5)
 →中 文字の意味,文字に数値を代入すること(中1)
文字を用いた自然数の一般的表現(中1)
文字定数を用いた一般式の意味(y=ax)(中1)
単項式の乗除(乗法の指数法則)(中2)
文字定数を用いた公式の使用(2次方程式の解の公式)(中3)
同類項の整理と因数分解(2次式まで)(中3)

 
高 負の数の代入(数I・A)
文字の種類が増えたときの式の整理(数A)
指数法則,式の展開,因数分解(数A)
文字定数の値の変化に応じた場合分け(数I・A)
(絶対値,文字定数を含む2次関数の最大最小)

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