サクシード2中学校数学から高等学校数学へ-053/69page

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3 つまずきへの対策
(1)相似な三角形の発見と相似比・面積の比の確認
1)台形に対角線を引くと,必ず相似な三角形ができることを確認し,相似な三角形を見つける練習をする。相似条件も確認する。
ア
イ
ウ
エ

2)対応する辺の長さから相似比を調べ,面積の比を確認する。
    
【相似比】 1:2 2:3 3:4 1:3
【面積の比】 1:4 4:9 9:16 1:9

(2)高さの等しい三角形の底辺の比と面積の比の関係の確認
1)具体例での計算による確認をする。(つまずきが大きい生徒に対して)
 
  底辺の比     面積の比
    2:6        3:9
   =1:3       =1:3

2)図をもとにして公式で確認する。
《底辺×高さ÷2》《底辺×高さ÷2》
  a×h÷2     3a×h÷2
      ■共通■


(3)答えの確認と類題による応用力の育成
(底辺の比)=(面積の比)=1:3
1)1:3:3:9という面積の比になるので,△AODの面積をac?とすると,それぞれの面積は,a 3a 3a 9a(c?)となり,台形ABCDの面積は,a+3a+3a+9a=16a

2)類題に挑戦させる。「台形ABCDの面積は?」
16倍
ア
イ
ウ


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