中・高連携のために-027/136page

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数学
※数学の研究テーマと実践内容
  平  成  10  年  度 平  成  11  年  度
研究テーマ 「生徒のつまずきをなくす指導」 「サクシードなどを利用し中・高の指導の連携を図った研究授業の実践」
県北地区 資料集「生徒のつまずきをなくすための具体的な方策」作成 サクシードを活用し中学の教材を利用した単元の導入:高校数学「三角比」
県中地区 資料集「つまずきの事例と対処・指導」作成 中・高ともにつまずきの多い「論証」の考え方とその表現:中学校数学「円」
県南地区 資料集「生徒のつまずきをなくすための具体的な方策」作成 中・高教員のT・Tによる高校数学の確率の導入:高校数学「確率」
会津地区 資料集「数学的な考え方を身にっけさせるための具体的な方策」作成 中・高それぞれの視点による単元導入の工夫:高校数学「三角比」2クラス
いわき地区 資料集「生徒のつまずきをなくすための具体的な方策」作成 中学の図形の内容との関連を重視した単元の導入:高校数学「三角比」
相双地区 資料集「生徒のつまずきをなくすための具体的な方策」作成 中学の視点からの高校の単元の導入(中高研修交流教員):高校数学「確率」

◆つまずきの克服

中学校における「発見学習」としての授業の切り口と、高校での「定理の一般性や利用の仕方」を中心とする指導方法とがうまくかみ合わないことによる学習者のとまどいが、高校入学後のつまずきの原因になっている点について確認し合いました。
そこで、基礎・基本の確かな定着を図り、中・高6年間を見通した指導の中で、生徒のつまずきを明らかにし、互いに授業を改善していくことの重要性について・確認することができました。
また、生徒がつまずきやすい部分について分析するとともに、指導の工夫によって、「数学嫌い」や「数学離れ」を起こさせず、逆に、数学の持つ考え方のおもしろさや分かる喜びを感じさせる方法について研究しました。

活発な研究協議のようす(いわき地区の数学科)

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