◆平成10年度における各地区の研究テーマと平成11年度の各地区の研究授業の内容
国語
平 成 10 年 度 平 成 11 年 度 県北地区 表現力の育成―論理的な表現力の育成を目指して― 表現力の育成「徒然草」のおける理解と表現 県中地区 表現力の育成―表現活動をとおした学習指導の工夫― 理解から表現へ「伊勢物語」心情の理解と表現 県南地区 表現力の育成―理解力から表現力ヘ― 理解力の育成和歌をもとにした中・高のつながり 会津地区 理解から表現へ表現から理解へ 理解から表現へ「山月記」心情の理解と表現「漢詩」理解から表現へ いわき地区 論理的表現力の育成について 理解から表現へ短歌・俳句の理解と表現 相双地区 表現力の育成―理解との関連を通して― 小説の理解「濃紺」(幸田文)の心情理解と表現
◆理解力と表現力の育成―中・高相互の授業改善ヘ―
高校入試だけでなく、大学入試や就職試験においても、小論文・作文が課されています。しかし、表現することにとまどいを感じ、何をどのように書いていいのかが分からないという生徒が多くいるのが現状です。そこで、生徒の表現力の育成という観点から、中学校と高校における指導上の課題と課題解決のための方策について話し合われました。
表現力が欠如している原因として、活字離れ、生活体験の不足等生徒の問題、一方、表現の場がない、書くことの意欲をかき立てる発問の工夫がなされていない等、教員の指導における働きかけの問題などが協議されました。
その中で、生徒に表現力を身に付けさせるための方法として、
1)書こうとする意欲の喚起
2)書くための技術の育成の2つの点について話し合われ、研究授業や各自の授業実践を通して改善のための方法を協議することとなりました。
県中地区の研究授業を終えて
研究授業のようす(会津地区の国語科)