平成12年度福島県中学校新教育課程説明会要項-038/64page

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 イ 各学年とも音声によるコミュニケーション能力の育成を一層重視して指導することとした。

 ウ 教材の選定において実践的コミュニケーション能力の育成に配慮することとした。

 4)外国語科における「指導計画の作成と内容の取扱い」の改善の要点

 外国語科が必修教科となったことにより、必修教科としての外国語及び選択教科としての外国語についてそれぞれ示した。

2 目標及び内容


 外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、聞くことや話すことなどの実践的コミュニケーション能力の基礎を養う。

(1)目標の視点

 1)外国語を通じて、言語や文化に対する理解を深める。

 ア そのことばのもつ仕組み、意味、その働きがわかるようになること。

 イ そのことばの背景にある文化への理解を深めること。

 ウ 自分たちの文化への理解を深めること。

 2)外国語を通じて積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図る。

 ア 実践的コミュニケーション能力を身に付けるために、コミュニケーションヘの積極的な態度を身に付けること。

 3)実践的コミュニケーション能力の基礎を養う。

 ア 「聞くこと」「話すこと」を重視し、外国語による実践的コミュニケーション能力を育成すること。

(2)英語の目標について


○英語を聞くことに慣れ親しみ、初歩的な英語を聞いて話し手の意向などを理解できるようする。

○英語で話すことに慣れ親しみ、初歩的な英語を用いて自分の考えなどを話すことができるようにする。

○英語を読むことに慣れ親しみ、初歩的な英語を読んで書き手の意向などを理解できるようする。

○英語で書くことに慣れ親しみ、初歩的な英語を用いて自分の考えなどを書くことができるようにする。

 1)目標の共通性

 ア 「慣れ親しむ」ことを共通に示したこと。

 イ 初歩的な英語を用いて言語活動を行わせる。

 2)目標の系統性

 各学年ごとの目標は立てず、3年間を通じて目指すべき目標を示した。

 ア 3年間を通した実践的コミュニケーション能力の弾力的な指導。

 イ 各学校による学年ごとの目標の設定。


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