平成12年度福島県中学校新教育課程説明会要項-052/64page
とし、公民的分野を第3学年で指導するようにしたこと。また、平成13年度の第1学年の地理的分野の指導については、履修の順序を示した規定を適用しないこととしたこと。
(2)学習指導上の留意事項
平成13年度の第1学年の指導に当たっては、現行中学校学習指導要領の規定によるが、新中学校学習指導要領の内容に十分配慮して指導内容を適切に定め、卒業までに新中学校学習指導要領の内容が身に付けられるよう、3年間を見通した全体的な指導計画を作成すること。特に、地理的分野の指導については、現行中学校学習指導要領と新中学校学習指導要領の内容の異同に着目して、第1学年(平成13年度)及び第2学年(平成14年度)における指導内容を適切に定めるようにすること。(次官通知の記の第2の4(3)イ関係)
4 数学
(1)移行措置の内容(告示4関係)(別紙1参照)
ア 今回の改訂において上学年に移行統合又は削除した内容のうち、次の内容を省略すること。
[第1学年] 平成12年度 平行移動、対称移動及び回転移動(現行の内容B(1)イ)、条件を満たす図形(現行の内容B(1)ウ)、空間図形の切断、投影、展開(現行の内容B(2)ウ)のうち「切断、投影」の部分、数の集合と四則(現行の内容の取扱い(1)) 平成13年度 平成12年度の省略事項と同じ [第2学年] 平成12年度 数の表現(現行の内容C(1))、流れ図(現行の内容の取扱い(1)) 平成13年度 平成12年度の省略事項のほか、一元一次不等式(現行の内容A(3))、図形の相似(現行の内容B(2))、用語・記号のうち「重心 ∽」の部分、資料の整理(現行の内容C(3))、用語・記号のうち「有効数字 近似値 誤差 度数 階級」 イ 今回の改訂において内容を下学年に移行統合したことに伴い、次の内容を加えること。
[第1学年] 平成12年度 扇形の弧の長さと面積及び基本的な柱体、錐体の表面積と体積(新学習指導要領の内容B(2)ウ)のうち「扇形の弧の長さと面積」の部分、円の接線(新学習指導要領の内容の取扱い(3)) 平成13年度 平成12年度の事項と同じ [第2学年] 平成13年度 円周角と中心角の関係(新学習指導要領の内容B(2)ウ及び内容の取扱い(3))、確率(新学習指導要領の内容C(2)並びに内容の取扱い(5)及び(6)) (2)学習指導上の留意事項
ア 現行中学校学習指導要領の特例により削除した内容や学年間の移行をした内容について十分留意し指導計画を作成すること。特に、下学年に移行した内容については、新中学校学習指導要領の規定により、適切な指導が行われるようにすること。(次官通知の記の第2の4(3)ア関係)