平成12年度福島県小学校新教育課程説明会要項-043/64page

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(3)友達と仲よくし、助け合う。 (3)友達と互いに理解し、信頼し、助け合う。 (3)互いに信頼し、学び合って友情を深め、男女仲よく協力し助け合う。
(4)日ごろ世話になっている人々に感謝する。 (4)生活を支えている人々や高齢者に、尊敬と感謝の気持ちをもって接する。 (4)謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を大切にする。
    (5)日々の生活が人々の支え合いや助け合いで成り立っていることに感謝し、それにこたえる。
3 主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること。
(1)身近な自然に親しみ、動植物に優しい心で接する。 (1)自然のすばらしさや不思議さに感動し、自然や動植物を大切にする。 (1)自然の偉大さを知り、自然環境を大切にする。
(2)生きることを喜び、生命を大切にする心をもつ。 (2)生命の尊さを知り、生命あるものを大切にする。 (2)生命がかけがえのないものであることを知り、自他の生命を尊重する。
(3)美しいものに触れ、すがすがしい心をもつ。 (3)美しいものや気高いものに感動する心をもつ。 (3)美しいものに感動する心や人間の力を超えたものに対する畏敬の念をもつ。
4 主として集団や社会とのかかわりに関すること。
(1)みんなが使う物を大切にし、約束やきまりを守る。 (1)約束や社会のきまりを守り、公徳心をもつ。 (1)身近な集団に進んで参加し、自分の役割を自覚し、協力して主体的に責任を果たす。
(2)父母、祖父母を敬愛し、進んで家の手伝いなどをして、家族の役に立つ喜びを知る。 (2)働くことの大切さを知り、進んで働く。 (2)公徳心をもって法やきまりを守り、自他の権利を大切にし進んで義務を果たす。
(3)先生を敬愛し、学校の人々に親しんで、学級や学校の生活を楽しむ。 (3)父母、祖父母を敬愛し、家族みんなで協力し合って楽しい家庭をつくる。 (3)だれに対して差別をすることや偏見をもつことなく公正、公平にし、正義の実現に努める。
(4)郷土の文化や生活に親しみ、愛着をもつ。 (4)先生や学校の人々を敬愛し、みんなで協力し合って楽しい学級をつくる。 (4)働くことの意義を理解し、社会に奉仕する喜びを知って公共のために役に立つことをする。
  (5)郷土の文化と伝統を大切にし、郷土を愛する心をもつ。 (5)父母、祖父母を敬愛し家族の幸せを求めて、進んで役に立つようにする。
  (6)我が国の文化と伝統に親しみ、国を愛する心をもつとともに、外国の人々や文化に関心をもつ。 (6)先生や学校の人々への敬愛を深め、みんなで協力し合いよりよい校風をつくる。
    (7)郷土や我が国の文化と伝統を大切にし、先人の努力を知り、郷土や国を愛する心をもつ。
    (8)外国の人々や文化を大切にする心をもち、日本人としての自覚をもって世界の人々と親善に努める。

2 指導計画の作成と各学年にわたる内容の取扱い

(1)道徳教育の指導計画の作成において、特に校長の指導力と指導体制の充実を強調し道徳の時間の指導にも、校長や教頭の参加なども求め、学校全体で効果を上げるよう責任者としての指導力の発揮と指導体制の充実を求めている。

(2)年間指導計画において2学年間を見通した重点的な指導を強調し、各学校、学級、児童の実態に応じた効果的・重点的な指導を求めている。特に、低学年では基本的生活習慣や善悪の判断、社会生活上のルールを身に付けること、中学年では自主性、協力し助け合う態度を育てること、高学年では自立心、国家・社会の一員としての自覚を育てることを示している。

(3)道徳の内容は「児童自らが道徳性をはぐくむためのもの」として示し、6年間において児童が


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